茂原銘産品誕生ヒストリー

茂原銘産品1.0【茂原謹製】

 茂原市には「茂原謹製」というお土産品がありました。

 2011年に「茂原市を代表するお土産品を開発しよう」と、商工会議所、市商工観光課、観光協会、菓子組合が一体となり、茂原銘産品開発委員会を立ち上げ茂原市銘産品(御土産)コンクールを実施しました。

 お土産品の条件として、茂原市最大のイベント「茂原七夕まつり」をイメージできる等の審査基準を設け、厳正なる審査を行い「茂原七夕祭り最中」、「七夕星せんべい」、「天の川ロール」、「五色のロールケーキ」の4品が認定され、名称を「茂原謹製」と致しました。これが茂原の銘産品の第1号(ver. 1.0)です。

 

茂原銘産品2.0【茂原謹製に4品が追加】

 2012年、追加募集し、新たに「七夕サラダ」「五色のダックワース」「牛飼い彦星ドーナッツ」「茂原花笠チュイル」の4品が加わり、5店舗8品が今日まで「茂原謹製」としてに長く親しまれてきました。

 

茂原銘産品3.0【2024年始動】

 茂原謹製の誕生から約10年、コロナ禍や2度の水害を経験しながらも、茂原市の地場産業は新陳代謝しながら成長を続けております。

 その結果、茂原謹製以外にも話題となるお土産品や、テレビ、雑誌で取り上げられる商品も多数生まれ、各店、各企業がそれぞれの魅力を独自に磨き発信してきました。

 しかし市内小学生を対象にしたアンケートを実施したところ、チェーン店や大型店と比較し、学区内のお店であっても子どもたちの認知度は低く、一番近いところに情報が届いていないと痛感致しました。

 そこで、子どもたちと銘産品事業を行うことで、地域課題の解決につながると考えました。会議所として会員企業の支援を目的に、地域の子どもたちと一緒に今の茂原の本当にオススメな銘品、逸品、絶品グルメを多くの人に伝え、市民はもとより、インバウンドを含む茂原市外の方を、新たな顧客へと創造する事業が「茂原銘産品3.0」です。